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昨日、TBSの緑山スタジオに光和が美術協力している、「IQ246~華麗なる事件簿~」の撮影現場にお邪魔してきました。
今回、初めてドラマの撮影現場に潜入させて頂きました。
セットというのも初めて見ましたが、中と外では大違いで、外から見ると、工事現場のような、いわゆる、ハリボテな感じがするのですが、一歩中に入るとそこは別世界。
細部まで入念に手が込んでおり、小物一つ一つにこだわりが感じられます。
名家の古い室内を表現すべく、部屋の隅々まで、使い込んだ感じの仕上げがなされています。
その空間に、光和のアンティーク絨毯がとてもマッチしており、「おぉ!カッコいい!」と思いました。
色々な角度から写真を撮ってきましたが、まずは主人公「法門寺 沙羅駆」が思考を巡らす書斎の写真です。
こちらに使われているのはセムナン産のアンティークペルシャ絨毯です。
サイズが、約2.5m×3mという、やや特殊なサイズです。
デザインも、マルチプルと言われる、総柄となっておりインテリアのレイアウトがとてもしやすいデザインです。このように、イスを中央に配置する場合、メダリオンタイプなど、デザインのパワーバランスが、中央に集約されたデザインだと隠れてしまい、絨毯の魅力が半減してしまいますが、このように全体に総じてデザインのパワーが分散していると、とても安定感のある印象を持ちます。このように年代を感じる空間には、アンティーク絨毯がとてもマッチしていると思います。
ちなみに、運良く、撮影のリハーサルを見学することが出来ました。
主演の、織田裕二さんをはじめ、ディーンフジオカさん、土屋太鳳さん、新川優愛さんの演技を目の前で見学させて頂きました。大変貴重な体験が出来ました。
みなさん、当然ですが、大変真剣に取り組んでおり、何度もセリフを自分の中に入れて、どう表現するべきか熟慮されている様子がうかがえました。
つづく。
スタッフK