10月8~11日【神戸】FLORE Artist Gallery『絹の道、糸の華展』開催のお知らせ

2021/9/16

10月8日(金)~11日(月)3日間 11時~19時

会場:フローラ アーティストギャラリー
住所:神戸市中央区山本通 1-7-9
電話:052-241-4356

異人館の街、北野に素敵なギャラリーを見つけました。是非ここで展示会をしたいなと思い、オーナー様に相談したところ、快くお引き受け下さり、開催の運びとなりました。神戸にはご縁があり、その昔、光和のショールームが夙川にありました。今回は久しぶりの神戸での展示会です。是非、皆様にご来場いただき、他では観ることの出来ない、光和コレクションの逸品を ”観て” ”触れて” ”踏んで”体感してください。今回は、世界の国々と文化交流事業をしている、山本(荒川)真希さんのパレスチナ刺繡帯とウズベキスタンイカット帯も出展されるコラボ企画です。古来から今に続く、伝統工芸の素晴らしさは今見ても色褪せることがありません。
​シルクロードで咲いた、糸の華をお楽しみください!

主催:株式会社 光和
​共催:パレスチナ刺繍帯プロジェクト

10月2~4日【名古屋】名古屋美術倶楽部 大ペルシャ絨毯展 開催のお知らせ

2021/9/16

10月2日(土)~4日(月)3日間 10時~18時(最終日16時まで)

会場:名古屋美術倶楽部
住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目12番13号
電話:052-241-4356

第8回 名古屋美術俱楽部 ​大ペルシャ絨毯展
100畳敷の和室に約500枚のペルシャ絨毯を一堂に展示いたします。是非、ご自身で“見て”、“触れて”、“踏んで”、確かめてください。ペルシャ絨毯文様事典掲載のミュージアムピース絨毯をはじめ、アンティークやオールド、新作の逸品まで、他に類を見ない質と量を誇ります!​
​※会場は感染対策の上、開催いたします。

展示会のみどころ
今年で8回目となる、名古屋美術倶楽部での『大ペルシャ絨毯展』。毎回ご好評いただいております。新作の逸品から、他では観ることの出来ない美術館級のアンティークまで豊富な展示量を誇ります。特に『ペルシャ絨毯展文様事典』掲載のアンティークは創業者の佐々木聖が、イランの著名な絨毯コレクターの家を一軒一軒訪ね、頼み込んで譲ってもらった逸品ばかりです。また、本来、国外持出禁止のアンティークペルシャ絨毯ですが、イラン政府に、日本でペルシャ絨毯の美術館を創りたい趣旨を説明し、特別に許可を得ることが出来ました。日本国内においては、他に類のないコレクションです。是非、ご自身の眼で、その素晴らしきペルシャ絨毯芸術の世界をご堪能下さい。

9月22~26日【東京】&【軽井沢】芸術の秋、秋の逸品祭 開催のお知らせ

2021/9/16

9月22日(水)~26日(日)5日間 10時~18時
アペックス東京 東京都中央区八重洲2-6-21三徳八重洲ビル1階
アペックス軽井沢 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢606-13

『人生最後の一枚を選ぶとしたら?』

この問いにあなたはどんな絨毯を選ぶのでしょうか?
華やかなシルク?、王侯貴族が好んだイスファハン?、格調高いナイン?、味のあるオールド?、美術館級のアンティーク?
様々な答えがあると思います。答えは出なくとも、色々考えさせられるこんな時代だからこそ、そんな想いでペルシャ絨毯を観てみるのも面白いと思いませんか?

人生の最後の一枚という言い方はちょっと大袈裟なコピーですが、僕の歴代の
お客様で83才からペルシャ絨毯を集め始めて下さった方がいらっしゃいます。
その方が僕から最初の一枚を購入されようとしている時に言われたのが『死ぬ
までにこれは気に入ったと心から思える絨毯を3枚探して欲しい』でした。デ
パートから1950年頃のイスファハンのかなりグレードの良いドザールを3
枚で5000万円近くの価格で購入してみたけれど、見ていて飽きがきてしま
っている。これは幾らでも良いから処分して貰って、満足できる絨毯を提供し
て欲しい。と言われて、当時年に4回位イランに行ってコレクターから良いア
ンティークのペルシャ絨毯を手に入れていたので、これはと思えるものを持ち
帰ると直ぐに見て頂くのですがなかなかOKが出ません。結局一年半位かかっ
て6回目の提案で1920年頃のアーマド・イスファハンの逸品を最初の一枚
として買って頂きました。これは僕の40年近い職歴の中で出会った二十世紀
初期のイスファハンの絨毯としてはどの美術館のコレクションよりも魅力的な
一枚でした。その後同年代のマシャドの逸品と1850年代のファラハンのヘ
ラティー文様の絨毯等をご購入頂きました。その3枚の中で最後に一番気に入
って頂いたのは一番安く買って頂いたファラハンだったようです。家事は一切
手伝わない方だったようですが、その絨毯だけは時々晴れた日にご自分で物干
棹に裏干しされていたとご家族の方が言ってられました。良いペルシャ絨毯は
絨毯そのものがちゃんと使えば200年近く敷いて使える強度を持っており、
その絨毯によって一番旬な時期があります。90才になる手前に出会ったファ
ラハンの枯れた渋い美しさとご自身の心境が共鳴したのだろうと思います。
まずは出会いを探して下さい。僕の選んだ一枚も展示しておきます。
“人生の最後を飾るに相応しい絨毯がここにはあります。”

株式会社光和 代表 佐々木 聖